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富士フイルムがFinePix F11のファームウェアを更新−
同社はファームウェアの更新に決して熱心ではないという定説があっただけに、今回のニュースはいわゆるサプライズであった。
筆者はシャッター速度優先ＡＥを用いることが圧倒的に多いのだが、撮影後の露出確認作業において、シャッター速度や絞り値の表示されなかった従来のF11では、直前の露出に対していくら修正する…といった作業をアタマで行なわなければならなかった。
アタマで行なっていた作業ゆえ忘却することもあったが、その心配も不要となり被写体への集中力が約11％アップ（←当社比）する。また、２コマ以上前のコマに対しての前述のような修正作業も可能になった。
なお、「ファームウェアの更新には、おおむね２分程度かかります」と富士が記述するほど処理時間はかかっていないと思われる（事前準備にはそこそこの時間を要した）。
ファームウェア更新後の状態を示す。なお、撮影にはオリンパス E-300を用いた。
…他の写真機では当たり前のように感じていた情報表示がいわば“復活”しただけで、圧倒的に使い勝手が向上したかのように感じた。
富士、グッジョブ。

▼FinePix F11ファームウェアの更新（富士フイルム）▲
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▼FinePix F11のファームウェアを更新（デジカメWatch）▲
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